■Extra Storm in Winter'06 "THE SHOW" 櫻井 翔
 2006/01/14 [土] Zepp Nagoya


18:45〜開場
19:30〜開演
21:20 終演

--Prologue--
どしゃぶりの雨が降る大阪から、名古屋に向かうと、名古屋もどしゃぶり。名古屋と雨と嵐とjさんと私は、離す事の出来ないセットなのか?2004年、大雨でJRが運休し、帰れなくなった「いざッ、Nowツアー」を思い出しつつ、名古屋入りです。
名古屋在住の友達に迎えられ、マユマユ姉妹も合わせて、ライブ前に味噌カツに舌鼓を打ちました。昼の公演も入る3人を見送ると、私とjさんは高島屋でマッタリ時間つぶし。17時半過ぎにZeppに向かい、ゆっくりとグッズを買って、近くのお店の中のベンチで時間を潰しました。
18時半前、ブロックごとの待ち列に人が並び始めたので、私たちも向かって、そこで入場の順番を待ちました。
入場はAブロックの1番から順番で、次にB、Cと続きました。身分証明のチェックもなく、20人とか、40人単位でザクザクと入場していきました。入場してからロッカーに荷物を預ける、会場の中へ。
会場は前から順にA、B、Cと、柵とロープで仕切られていました。1ブロックで大体、横(ステージと平行にってこと)に5〜6列くらい並べる感覚でブロックが切ってありました。私達は、前方のやや、センターよりのところに場所をとりました。

ステージ上にはDJブースも設置され、TAKUさんが登場して開演まで盛り上げていました。70年代のディスコミュージックをベースに気持ちよく踊れる曲が続き、手拍子も巻き起こっていました。「SATURDAY NIGHT」、「SEPTEMBER」、「Shout to the Top!」とか。それだけで結構楽しくなってきます。

ステージには左右4箇所に大画面液晶のスクリーンが設置されていました。そして、ステージは上下2段に分かれ中央の階段を使って上下のステージを移動できるようになっています。下段の奥に下手からドラム、ベース、ギター、キーボード、DJブースの並びです。

19時半、客電が落ちました。時間通りです。

--SetList--
・Lucky Man
・身長差のない恋人
・ハダシの未来


−MC−

・UNTI UNTI
・ALL OR NOTHING
(ニノと作った結婚ソングとミックスしながら、、、)いま愛を語ろう
・ONLY LOVE
ラップ部分で翔くんの思いが入ったやつで、英語で「Where is love?」と歌ってた曲
・Rainbow
・今夜はブギー・バック
(嵐のメンバーが映像で出演)
・Hey!Hey!Lovin' You


−MC−

・スケッチ
・ペンの指す方向 Chapter.2
(JoyfulのChapter.2)
・俺たちのソング
(リーダーの映像とコラボ)

・二人の記念日 ラップ完全版
・Thank You For My Days
・Choo Choo TRAIN
・a Day in Our Life
・言葉より大切なもの

・五里霧中

・サクラ咲ケ
・Yes?No?

アンコール
・JAM
・a Day in Our Life

ダブルアンコール
・A・RA・SHI

--Main--
客電が落ちてすぐに、バンドメンバーがマントを被って登場しました。スクリーンには幼稚園くらいの翔くんがピアノを弾いている写真が映し出されています。音楽が鳴り出す中、下段の下手に全身をマントで覆い、顔をダースモールのマスクで隠して指揮棒を振る人物が登場。「あれ?これが翔くん??」と思っていると、逆サイドからも同じ格好をした人が。そして、上段の下手・上手と計4人出てくると、最後に上段の中央にもう一人登場しました。すると、映し出されていた写真が渦巻状に歪んで行き、マントを被った怪しい5人組みが下段の中央に集まりました。その中の一人を覆い隠すような動きをしているなと思うと、爆発音が鳴り響き、マントと仮面を外した翔くんの登場です。

このときの翔くんの衣裳は真っ白いサテン地の生地に赤いネクタイ、コサージュ、シルバーのアクセサリーにラメ入りの白いパンツという格好でした。指揮棒を持ったまま、「フフ」としてやったり顔で会場を見渡す表情がかわいいの、なんのって!!
登場したときの翔くんの姿は『やんちゃな王子様』仕様です。かわいいけど、ちょっとイキがっているところがある感じ。でも、これがまた、超・ステキなんですってば!!

■Lucky Man
登場から間髪いれずに鳴り出した前奏は「Lucky Man」。翔くんのラップパートたっぷりのこの曲で、まず、会場に火をつけるが如く、ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ!!常に飛びまくり、サビではおなじみの振りを一緒になってやります。もの凄く楽しそうに、嬉しそうに翔くんがステージ上を飛び跳ね回るので、会場も大揺れでジャンプ、ジャンプ!
ラップの合いの手や翔くん一人で歌いきれない部分は、すかさず客席側に振ってくるのでデッカイ声で「満タンカーなんだ!」と叫んでやりましたよ!
もう、この時点で、楽しいの!
アドレナリンがガンガンに放出されているのがわかるし、1曲目なのに、早くも汗が吹きだす始末。

■身長差のない恋人
「How's・・・」と同様、続けざまにこの曲です。翔くんの一人ボーカルで、歌うところはしっかり歌い、間奏ではまた客席をガンガンに煽っていくため、オープニングから2曲続けて、翔くんも、客席も動きっぱなし、飛び跳ねっぱなしです。相当な飛ばしっぷりに、足に若干の痛みとふらつきを感じました。
このあたりでペンライトをパンツのポケットに差し込む人が多かったと思います。最初は持っていた人も、ずっと飛び跳ねたり、煽られて声を出しているうちにどうしても、ペンライトを握ってられなくなるみたい。おまけに、手を叩くよう煽られるシーンも多かったです。
ここまで、翔くんは指揮棒を持っています。それで「ジャンプ!ジャンプ!」って言われると、先生に従う生徒のように、飛ばざる追えないというか、飛んでしまうのですよ。
最後、指揮棒をペロっと、ちょっといやらしく舐めて、ステージの奥に放り投げていました。
どうも、今日の翔くんはエロカッコカワイイっていうのが路線にあるようで、ちょっと、方向がエロなのよ。それも、妖艶というより、字、そのものに「エロ」って感じ。

■ハダシの未来
バックダンサーは、今回ジュニアじゃないみたい。プロのダンサーさんのようです。彼らがマイクスタンドを出してくれたり、衣裳の早替えも手伝っているのかな?
そのダンサーさんがマイクスタンドを用意しました。
たて続けに始まるサビ。
これは会場もノリノリです。大体の人は振りを知ってるはずだしね。でも、スタンディングですから、場所が狭い訳です。コンサートでやっているように隣の人に遠慮なく手が差し出せない人が大半。ノリノリなのに、なんだか、ちみっとミニマムな動きの会場。(そのハダシの未来の客席の様子を翔くんはイタク、気に入った様子。)

ここまで3曲はメドレーで一気に駆け抜ける感じです。

−MC−
(記憶違いがあるかも・・・。)
いやあ、楽しいね。名古屋!
実はね、昔ちょっと、名古屋に住んでたことがあるんですよ。3ヶ月くらいだけど。皆とは言ってみれば、同郷?!名古屋の帰国子女!名古屋弁もべらべらっていうか、むしろ、でらでらみたいな クフフ。
この中で1回目も来てた人!(会場には手を上げる人が半分くらい)その人たちは頑張って引っ張って行って!じゃあ、初めての人!(手を上げる人がいて)オレが引っ張って行くから!連れて行っちゃうからね〜!
いや、ホント、オレ『コール&レスポンス』フェチだから。顔より胸より足より何より、『コール&レスポンス』フェチなの。ちょっと、オレのこと悶えさせてよね〜。あ〜、またこんな事言ってると上の人に怒られるな。まぁ、いいか。
(何かを言いかけて、、、)まぁ、いいか。(会場が「何ぃ〜〜??」)いや、オレのまぁ、いいかには特別深い意味はないから。まぁ、接続語的な。だから、ホント、なんでもないから気にしないで。まぁ、いいか!
いやぁ〜、スゲー楽しい!(会場から「でらだよ!」)
でら楽しい!オレが「でら」って言ったら、「楽しい!」って答えてくれる?「でら!」(「楽しい〜!」)
「でら!」(「楽しい〜!」)
「もっと!!!でら!」(「楽しい〜!」)
「もっともっと!!でら!」(「楽しい〜!」)
「でら!」(「楽しい〜!」)
うわっ、まじ、スゲー楽しい!!

そうそう、ハダシの未来。盛り上がると思って入れたんだけど、みんなこんな(ブサイクな表情をして狭そうに腕を出す)感じで、すっげー窮屈に踊ってて。そうだよな、スペースないもんな。こんな(また、ブサイクな顔をして、腕をちまっと伸ばした仕草をする)だもんな。なんか。申し訳ない!

じゃあ、今日は最後まで楽しんでください!ヨロシク!!!

と、一旦はけました。
すると、会場には 「Introduction 〜STORM〜」が流れました。ただ、アレンジがもうちょっとロック色が強い感じだったかな。
そして、それに合わせて、聞いたことのあるラップが。 「もういい外野黙ってな」とか「立てるアンテナ まるで足んねな」とか、、、、
これは、、、もしかすると!!!!

■UNTI UNTI
キターーーー!!!!UNTI UNTIだ!!!!
俄然、盛り上がります!!この曲をまた生で聞ける日が来るとは!!!
とりあえず、「いざッNow」のDVDで飽きるほど観たと言えるのは、この曲と「ジャングルメドレー」だったのです。もんの凄い勢いで好きです。この曲で何回元気付けて(笑わせて)もらったか、私。(至上最高、もんの凄い誉めてます。)
そうよ、だからサクライさんがダイスキなのよ!!!
うわっ!ちゃんと頬袋も鳴らしてるよ!!(って、リスじゃないんだから!!)
目の前であのボイパが観れるなんて〜〜!!お母さん、私、生きててよかった〜〜〜(泣)
なぜか、私が涙をポロリとこぼした1回目はここだったりします。えっ?ここで泣くのって私だけですか??

このとき、翔くんは「THE SHOW」とシルバーのスパンコールで描かれた赤のタンクトップに、カーキーのカーゴパンツだったかな?頭は白と黒の模様のバンダナを巻いた上にグッズのキャップをかぶっていました。この姿もなかなか、かっこよかったです。というか、この日のサクライさん、何をやっても、全てかっこよかったです。(フガッ!!!言い切ってやったぜ!!!)

■ALL OR NOTHING
続いて歌ったのはこれ。ラップの部分の掛け合いは翔くん+みんなで。「言わなきゃならない」「言葉!」「言わなくたってわかる」「言葉!」と、何度も何度も繰り返す中で生まれてくる不思議な一体感。これが気持ちいい!!快感。
嵐でもそうだけど、翔くんがステージにいて、そこに向かってみんなで言葉をドンドン掛け合っていくうちに、もの凄い高揚した気持ちと、「あー、この人ホントステキだわ!」とその統率する姿をマジマジと愛しくかつ、崇高に観ていた自分がいます。
本気でカリスマ性を感じた瞬間でした。

「じゃあここで、愛の歌を3曲ほど・・・」

(ニノと作った結婚ソングとミックスしながら、、、)いま愛を語ろう
メロディーとサビは「いま愛を語ろう」を使いつつ、歌詞は翔ニノで作ったものだそう。プロポーズするときの歌でした。聞いてて照れるくらいのアツアツラブラブソング。でも、とってもかわいい詞の世界で、うーん、まだまだ結婚に夢見る年頃だよなぁ・・・と、妙に一人冷静に聞いてた私。
すみません、結婚に夢を抱く年齢を過ぎちゃったようです・・・。

■ONLY LOVE

私、この曲、これまで思い入れがほとんど無かったのですが、翔くんバージョンで聞いた瞬間、鳥肌がたつほどに、ズキュンときました。ちょっとかすれ気味の翔くんの声で丁寧に歌われるとシミジミと曲の優しさが伝わってきたのです。
翔くんて、RAPをがなるときは、相当声を潰しにかかるけど、こういう柔らかい歌をゆっくり綺麗に意識して歌うと、翔くんのもつ優しさみたいなものがグングン込められていきますね。
他のメンバーがソロをとっていたところや、みんなで歌っていたところも、今日は翔くんが一人で全部歌うわけです。それが新鮮でもありましたが、違和感なく、すんなり溶け込んで聞えました。これも、全然アリですよ。

ラップ部分で翔くんの思いが入ったやつで、英語で「Where is love?」と歌ってた曲
これ、元歌を歌ってた人の名前とか、曲名を紹介していたのに、全然覚えてない・・・。
9.11の事件を題材に、翔くんが命とか生きることとか愛情みたいなものを歌詞にしたものでした。嵐では聞くことのない、社会に対しての警鐘や聞き手への啓蒙的な意味合いを込めたものになっていました。
翔くんならではの視点というか、翔くんらしい曲だと思いました。
サビは全編英語で、「Where is Love?」と何度か繰り返したあと、「One Love」と締めくくっていました。このときに人差し指をそーっと唇に寄り添わすのですが、少しセクシーで、かつ、慈愛的なものを感じる素敵な仕草でした。

■Rainbow
ダンサーさんと一緒に踊るサビがかわいの!!
この曲って、リーダーと潤くんが歌ってるイメージがあるし、いざッ Nowのときに、大阪・福岡と2回聞いてるのにも関わらず、翔くんの声の印象をあまり感じない曲でした。でも、翔くんバージョンで聞いたら、これもまた、正解!!だって、ホントにかわいかったの。
ダンスしてる翔くんって、嵐の中にいるとあまり観てなかった気がします。この日、センターで踊る翔くんを見て「この人、なんか、かわいいダンスをするんだろう!!!」と改めて思っていました。いつも『にのあい』で観ているから、嵐のダンス=『ニノのプリプリしたダンス』と『相葉ちゃんの間がたっぷりあるダンス』のイメージが強くあったようです。そして、その中で翔くんのスタンスは「ガツガツ」と言うか、力があるダンスをするイメージがありましたが、この曲とか、最高潮にフリフリしていてかわいかったです。こんなにもキュートな雰囲気も持っていたとは・・・。

■今夜はブギー・バック
♪チュッ、チュルル〜〜、チュッチュ、チュルル〜〜〜〜
という、かわいく軽快なメロディーを翔くんが口ずさむとダンサーさんもその周りに集まってきて、一緒に口ずさみだしました。
あれ、コレ、なんか聞いたことあるメロディーの感じだなと思うと、やっぱり、ブギー・バッグでした。
DVDでもありましたが、ラップの部分でメンバーがドンドン登場します。最後、「よくないコレ?コレよくない?よくなくなくなくなくなくない?」のところで、ニノが「よくな〜〜い、よくな〜〜い」とダルっとした感じでぶんぶんと首を振っています。その瞬間、「私、ニノ担だわ!」と現実に引き戻されました。ハハ。サクライさんがこんなにステキなのに、あの映像のニノのかわいさっていったら!!!
勢いよく飛び出してきたマツモっちゃん、狭い隙間に挟まっているかわいいリーダー、元気に騒ぐ相葉ちゃん、そして、やっぱりなにをやってももっていっちゃうくらいかわいいニノ。
翔くんを見ながらも、櫻井翔は嵐なんだと強く感じました。ホント、ノリノリで登場しちゃうメンバーもかわいけりゃ、それを嬉しそうに披露する翔くんもかわいい。嵐はかわいい。

■Hey!Hey!Lovin' You
Oneでもやりましたが、右左右右、左右左左と腕を振るサビの動きはみんな一緒に。そういや、この曲はOneツアーの時から、翔くんを見ていた気がします。嵐の煽りは翔・潤が引っ張ってるところが大きいですもんね。

−MC−
(もしかすると、前半のMCと内容がごちゃ混ぜになってるかも)
あー!ういろう、食いて〜〜!!
いやぁ〜、ホント、楽しい!オレさ、昨日の夜とか、寝てねーっつーの。
一昨日、このライブのリハが終わって、今、木更津撮ってるんだけど、次の日朝、木更津に6時。で、それが終わって昨日、名古屋に入ったの。で、移動の時に寝ようと思っても寝れねー。興奮しちゃって。で、昨日も寝てない。いや、ホント、それくらい楽しみで。
でもみんな、ウチワ持ってきてないんだね。(「ウチワ禁止!」)知ってる。さっき、そこ通るとき書いてあった。でも、もしかしてこのツアーのために作ったって人いる?(数人が「はーい!」)
こういうスタンディング初めての人?(結構手が上がる)
今日、着替え持ってきた人?(パラパラと。)
あっ、そう・・・(ちょっと寂しそうに)いや、いいんだけどさ、別に(せっかく、メールで書いたのに!と言わんばかりの表情でした)
結構、キャップもかぶってくれてる人いるね〜。

ここで、バンドメンバー紹介がありました。
(もっと長かったと思います、思い出したら追加します。)

嵐が5周年のときに作った曲があるんだけど、それ、100名の人にしか渡してなかったの。せっかく作ったし、みんなにも聞いて欲しいなと思って、やることにしました。アコースティックバージョンです。CDを持ってる人も楽しめると思うから。

■スケッチ
私は、実はこの曲を当たった方のご好意で聞かせていただいたことがあって、初聞きのとき涙をこぼした思い出があります。嵐5周年記念に自分達で作った曲は、周りへの感謝と嵐に対する思いを綴ったものでした。
『 私達がどんなに嵐が好きでも、結局は嵐が一番嵐の事を好きなんだよなぁ。』っていうのが聞いた感想。
でも、そんな嵐だからこそ、好きなんですよ、私は。もう、これは仕方ない。とことん嵐を見続けていこうと思った曲でもあります。
それを、この日は翔くんが一人でせつせつと歌っていました。途中、歌詞を忘れてしまったのもご愛嬌。
歌い終わった後
「ちょっとキーが高い。それは否めない・・・」
ってつぶやいていたのって、この曲だったっけ??

■ペンの指す方向 Chapter.2(JoyfulのChapter.2)
歌に入る前にちょっと、曲の説明をしていました。
「次の曲は、、、前にコンサートで歌った「Joyful」っていうのがあるんだけど、それは、大学を卒業するときにそれまでの事と、それからの未来を歌ったの。で、これは、そこから先のことを足したんだけど。卒業して、5月くらいかな。友達が泣きそうな顔して『サクライ、オレ、もう、会社辞めたい・・・』って言うの。そんな事言われても知らねーよ!って話しなんだけど、、、自分の将来を決めようと模索するんだけど、なかなか上手くいかなくって、頑張ってるのになかなか、未来が見えてこないみたいな。そうやって一緒にいた仲間が社会に出ようとしたとき、オレはもうずっと前から仕事してたから、ちょっとその辺に関しては先輩っていうか。その事を踏まえて作った曲になります。Joyfulって、もともと「ペンの差す方向」って曲だったんで、それをCDにして友達に配って、次に「ペンの差す方向 Chapter.2」ってCD作って、それをまた友達に配って。 1番はオレが学校と仕事をこなしながら過ごしていたときのことで、2番が友達が社会に出ようとしてるときのこと、3番はオレとみんなの関係っていうか、今の自分が進むべき方向を見つけて歩んでることを歌ってます。きっと、誰もが共感できる部分があると思う。どっかで、感じたことのある思いってのが入ってると思う。だから、聞いてください。曲はNO WOMAN NO CRYってのをベースにそれに詞をのせました。
ちなみに、ウチの弟と妹も参加してます!後出てないのは父・母のみ!いや、出られても困るんだけどね(笑)
それでは聞いてください、ペンの差す方向 Chapter.2」

なんとなく、こんな感じの事を話していました。

曲の間、スクリーンに映る歌詞をずーっと目で追ってしまいました。
自分が大学4年生のときに、正に味わった気持ちがそこにはありました。
社会に出るっていうのは未知の領域の話しで、なにもかもがピンとこなくて。でも不安ばかりが付きまとって、中々もらえない内定に苛立ちもしたし、内定の出た友達を羨ましくも思った。
働きたくなんてなかったのに、働き場所がない事が、こんなにも怖いことだとは思わなかった・・・。

翔くんが詞にした言葉は「リアル」だなと思います。実際に感じたこと、起こったことを翔くんが言葉に置き換えている、その置き換え方がとっても誠実で、だから、言葉に説得力がある。そんな気がしました。

■俺たちのソング(リーダーの映像とコラボ)
「次の曲は時を同じくしてツアーに出ることになった大野くんと一緒に作ったんだけど、あの人、ひどいの!レコーディングの前の日に『翔くん、歌詞できた!』って言うの。で、次の日スタジオに行くと、作ってきたの、たった3行!!ひどい。本当に。で、そこから二人であれこれやって、で、作りました。これ、大野くんが出てくれるんだけど、あっ!映像でよ!!で、大野くんのツアーでは、オレがそうやって映像に出るので、そういうところでも二人でコラボしてるっていうか。これね、ディスコなの。絶対にみんな見てすぐに踊れるはずだから、一緒に踊ってね。じゃあ、俺たちのソング ププ」

と曲名を言うと、思わず吹き出してしまったような顔をしていました。捻りも何もまったくないタイトルだもんなぁ。
ところが、これがまた、エライファンキーなナンバーで、みんなノリノリディスコタイムでした!本当に、すぐに踊れますよ!


昔は僕より小さかったのに、今じゃすっかりマッスルマン(だったかな?)。
寝起きの顔は慶応出身だとは思えない。
翔と智ちゃ〜〜ん、智と翔ちゃ〜〜〜ん、智のほうが一つ年上・・・

って曲です。 はい。

すっげー、好きです。私!!!
この曲の最後の方、まだ演奏をしている最中に、翔くんはステージ下段の扉から一旦はけました。

■二人の記念日 ラップ完全版
ステージ上段の中央から白いジャケットにチノパン?頭にはそのままバンダナを巻いてグッズとは違うキャップを被って、翔くんが登場。
「二人の記念日、ラップ完全版をここでご披露いたします!」
と言って、ラップの部分から歌いだしました。
CDのラップ詞は大体半分くらいに抜粋したみたい。2フレーズ、聞いたことのない詞があって、CDの詞が2フレーズ入って、、、という感じでした。CDで聞くより、もっと具体的な情景が描かれていたようですよ。
ニノのソロ「好きだよ〜〜」のところも、モチロン翔くんの声です。それも相当ステキでした。ニノ、ごめんなさい。翔くんの「好きだよ」は生だったせいで、ニノの声で聞いたとき以上に、トキメイタんだよ・・・。(それでも、多分、ニノ担)

ここでだったかな??さっきの「俺たちのソング」の振りを皆が出来てるのをみて、
「優秀だよねぇ。うちの相葉ちゃんよりよく覚えてるよ!!」
とか言ってたような。

■Thank You For My Days
この曲が、まさか翔くんで聞けるって思ってなかった!!!あのね、これ、CDで聞いたとき「生は無理だよな。このサビの高音、リーダーでも安定して出せないかもしれないもんなぁ」と、本気で思ってたの。動き回るコンサートでは、きっと音程が取りずらいと思うし。きっと、翔くんの声も低い方だと思うの。それなのに、裏声を使ってサビまで綺麗に歌いきっていました。ちょっと、それにはビックリ。
ラップ隊長がミュージカル隊長を兼任した事も、イタク納得。

■Choo Choo TRAIN
実は、この辺から非常にセットリストの順番があやふやです。
曲が終わるとダンサー4人の間に翔くんが入り、この曲おなじみのダンス(正面に向かって一直線に並んで一人ずつズレながらグルグルと回る)をやっていました。
この曲のイントロと、このダンス・・・もしかして・・・??
と思っていたら、やっぱり、Choo Choo TRAIN!!
ブチギレで盛り上がってしまいました。高校時代の懐かしい思い出が蘇ってきます、ZooのCD、持ってましたよ!!(EXILEじゃないの)
ここでの翔くんはヘッドセットをつけて本気でガシガシに踊っていました。こんなに踊る翔くんを見たのは初めてかもしれない。
なに、これ!!メタメタかっこいいじゃないのよ!!

■a Day in Our Life
これは「いざッNow」のアレンジで、ダンスミュージックになっているバージョン。前曲からの続きでダンスナンバーになっていました。一瞬「今でも君を〜〜」のところで左右に腰を振る雅紀が見えたような(とうとう、幻覚か?!)
あまりに盛り上がりすぎて、もう、訳がわからなくなってきくらいに差し掛かってきました。この後からは記憶がもの凄く曖昧。

■言葉より大切なもの
続けざまにこの曲のサビの部分をやったんだと思う。拳をゴンゴン突き上げていた記憶は、きっとこの曲だと思うけれど、順番に自信がないのです。で、曲自体の印象も、翔くんの印象も何も残っていない・・・。どうだったっけ???

■五里霧中

♪ダーダダッ!ダーダダッ!ダーダダッ!ダーダダッ!!!
前奏のガリガリっとしたギターの音を聞いた瞬間、駆け巡る血流!!
うお〜〜〜〜!!と、何かは良く分からない熱気が会場を満たしたかと思うと、その熱気に踊らされるかのように、会場中、みんなタオルを持ってブンブン振り回しての大暴れです。何かの宗教行事のように前後不覚にがんがん振られるタオルが頭にコンコンとぶつかりつつ、会場中が一体化してバカになっていました。
もちろん、その先頭を切ってバカになっていたのは翔くんであったことに間違いはありません。

■サクラ咲ケ
この曲も基本、タオルを右手に持ってブンブン。最後の方、息切れしてきて、ゼーゼーしてましたよ。手があがんない!!(どれだけ必死にタオル振り回してんだよ?!)
狭い会場で手が一斉にあがって下がって、、、その統制の取れた動きに、「嵐のファンは一体感があるよね〜〜」と他のファンの子に言われた言葉を思い出しました。大きいホールで見ていたときはそうも感じなかったけれど、こうやって見ると、壮観かもしれない。

■Yes?No?

始まった瞬間、涙が止まらなくなって、タオルを顔にあてたまま、踊ってました。

Jストのバカ!!!なんで、あんなによかったコンサートのDVDを出さないんだよ!!!もし、使用した曲の関係で出せないのだったら、そこをカットしてもいい!タレントさんの名前を出したのが悪いなら、そこもカットしてもいい!だから、お願い、出して!!
あんな、あんな楽しかったコンサートのDVDが何も残らないなんて、寂しすぎる。なんで?理由が納得できない?!
潤くんだけじゃなくって、他のメンバーももっと頑張ってよ!!もう〜〜!!もう〜〜〜!!!
みんな、バカ!!!

子供と一緒です。わかってます。でも、こんな気持ちに押しつぶされそうになりながら、あの夏の日に見たYes? No?が頭をよぎっていました。
嵐が横1列に並んで踊っている様子が今でも思い出されます。
サビのあの手を左右交互に上げる振りも、間奏の手袋が浮かび上がるときのシルエットも、ポイをまわしていたその軌跡も。まだ記憶にはあります。でも、これはいつかドンドン薄れていくもの。もう、2度とあのシーンを見ることはできなんだ。

今日は翔くんを中心に左右に立ち並ぶのはダンサーさんです。メンバーじゃない。
あのときと同じ振り付けなのに、その翔くんの横にいるのは嵐のメンバーじゃない。
Yes?No?を歌い踊るステージの上の翔くんに、今年の夏の翔くんが重なっていき、もの凄く切ない思いがしました。

--アンコール --
■JAM
■a Day in Our Life
JAMの記憶がすっかりと飛んでしまっています。a Dayでは、「WAY!」「上!」「ねぇ!」「SOMEDAY!」は会場が全員で、さらにはスクリーンに『歌って!』と歌パートの歌詞が出され、リーダーと潤くんの役割がこちらに回ってきていました。
1曲を作り上げるのに、翔くん一人じゃ成り立たないから、それを完璧にサポートしつつ、会場が大合唱してるって、もの凄い一体感を感じます。これがまた、楽しい!!
翔くんがそんな状況を愛しそうに見渡しているの。クリクリとした目をゆっくりと左右に向けながら、会場をずーっと見渡していました。

--ダブルアンコール--
登場したとき、翔くんがペットボトルの水を会場に振りまきました。それが顔とか腕とかに当たって気持ちよかったです。
■A・RA・SHI

最後はもちろん、この曲。これも、翔くん一人じゃ歌えないので、『歌って』と歌詞が出たところは会場が大合唱。
そして、最後のリーダーのソロの「For Dream」ですが、翔くんは深々と会場に向かってお辞儀をし、歌わずじまで去っていきました。
ちょっと期待していたんだけどなぁ。残念。

--Epilogue--
「THE SHOW」名古屋初日。
翔くんのソロライブの初日でもあり、これから続く、嵐メンバーのソロライブの初日でもあります。
しょっぱなに、こんなクオリティーの高いものを見せつけちゃっていいのでしょうか??
もう、一体、この2時間の中で、何回私はサクライさんに惚れたのかわかりません。
もの凄く優しい表情で一人一人と視線を合わせるように会場を見ている様子は、大きなコンサート会場で多くのファンを見渡している翔くんとは一味も二味も違っていました。
それは嵐で立っているときと、と櫻井翔一人で立っているときの大きな違いかと思いました。

でも、翔くんが一人でステージに立っていた、それは事実なのですが、その翔くんを通じて嵐のメンバー全員がステージにいる気になった瞬間が、何度かありました。それは翔くんが紛れもなく、嵐という看板を背負ってステージに立ってるってことに他ならず、嵐でやってきた土台の上に翔くんが乗っかっているってことでもある。そういうことでしょう。
5人で嵐。でも、こうやって、一人ずつになっても、嵐の色を全面に押し出してくれているのが嬉しい。嵐ってそういうグループなんだよね。うん。
グループってものへの愛着が一人一人ちゃんと自覚しているのが、ファンとしては嬉しい事のように思います。
翔くんを見に行ったのに、嵐を見たときと同じくらいの大きな暖かい気持ちを受け取って帰ってきました。

名古屋でお世話になった、aぴん、mさん、kちゃん、ありがとう!
そして、いつもいつも嵐ではサポートしてくれるjさん、ありがとう!
最後に、翔くんに最大の感謝と、これからのツアーの成功を祈って、、、ありがとう!!


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