■嵐 SummerTour2007 Time-コトバノチカラ-
 2007/7/14[土]・15[日]・16[月] 大阪城ホール


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--Prologue--

嵐が大阪城ホールに戻ってきたぞー!!!!
京セラドームから3ヶ月弱。こんなに短期間で嵐に会える年なんて、滅多にないに違いない。
でも、感覚として、ドームのときとは違う何かがある。
メンバー同士の距離感とか、自分のメンバーを見る距離感とか。
ドームのお祭りとしての楽しさとは違う、城ホールならではの独特の高揚感。
それは、私にとって大阪城ホールという「ホーム」で見るからこその楽しみが大きいのかも。それこそ、全国各地の友達と会え、普段なかなか顔を見れない人と、がっつり喋れて、湧き上がる緊張を友達と分け合って、それを味わってこそ「夏がキタ!」と実感するわけです。

大阪城ホールで初日を迎える緊張感は「One」コン以来ですが、そりゃ、ハンパないですよ。
初回というのは情報が何もない。誰も見たことないものを見るというのは、ノミの心臓の私には大きな緊張を伴うのです。
さらに、 左の図の赤丸が、私が今回見た場所ですが、見事に偏りまくりではあるものの、アリーナが2回もキタ!

しかし、大阪の祭りっぷりったら、自分が知る限り、最高に凄かったです。
グッズ売り場の並びの混雑さからして、もう、ありえない状態。なんで販売開始1時間前からこんなに人だかり?2時間待ちってどういうこと?
台風4号もついてきちゃったりして、文字通り、嵐が嵐を連れた状態でコンサートが始まりました。

----SetList----
■Everybody前進
■Di-Li-Li
■きっと大丈夫(途中でメンバーのご挨拶)
■Oh Yeah!

−潤くんのご挨拶−

■Friendship(相葉ソロ)
■Can't Let You Go(櫻井ソロ)

■時代
■Yes?No?
■CARNIVAL NIGHT part 2

■虹(二宮ソロ)

■太陽の世界
■WAVE
■Love Situation
■a Day in Our Life
■ハダシの未来

−MC−
(うらあらしコーナー)
14日: 
■素晴らしき世界
15日1部:■Dear My Friend
15日2部:■いま愛を語ろう
16日1部:■とまどいながら
16日2部:■君がいいんだ

■どんな言葉で
■HERO

■Yabai-Yabai-Yabai(松本ソロ)
■Song for me(大野ソロ)

■Cry for you
■言葉より大切なもの
■君のために僕がいる
■Pika★★Nchi Double
■A・RA・SHI
■サクラ咲ケ

■Be with you
■Love so sweet

−アンコール−
■We can make it!
■ファイトソング
■Happiness

−ダブルアンコール−
14日 
■感謝カンゲキ雨嵐
15日2部■FUTURE
16日2部■FUTURE

−トリプルアンコール−
16日2部
■感謝カンゲキ雨嵐

----Main----
客席の電気が落ちると、アクリルで出来たドームや横のアクリル画面、画素数が荒いけれど、ステージに張り巡らされた画面に、大きな時計が映し出されます。時を刻む秒針の音が会場に響きわたると、左右のスクリーンに嵐の楽曲で使われた言葉が流れていきます。「未来」「運命」「恋」「We can!」「友情」「肌」などなど、、、
音楽が変わり、音が大きくなる中で、メンバー5人がドームの中のステージにスタンバイ。その様子がドームから透けて見えています。
いよいよ始まる!
ドームのアクリルがグワーっと大きく上に開くと、背中からライトを浴びた5人が、すくっと立ち並んでいました。
そのシルエットだけで、どれが誰かがすぐにわかる。
客席からは悲鳴のような歓声があがる中、一呼吸おくと、照明が一気に点き、最初の1音が!

■Everybody前進
まさか、この曲からくるとは思っていませんでした。通常版のみのボーナストラック。始まる前は「Oh Yeah!じゃない?」「いや、We can make it!でマツモトソロから始まるんだよ」なんて言い合ってましたが、jさんが「ありえるかも、、、」と言って名前を上げたのがこの曲。jさん、大正解。
5人が踊るかわいさに、最初からテンション上がりまくり。
15日の2部のMCで話がありましたが、この曲の振り付けはサトシだとのことです。

赤い衛兵風ジャケットで肩には金色のロープ、正面には金色のダブルボタン。あとは、メンバーそれぞれ丈の長さやディテールが違っていました。背中にはメンバー各自のイニシャルつきです。
相葉ちゃんはジャケットが長め。裾のデザインが燕尾風で2枚重ねになっていてかわいい。ニノは短ジャケ。
ジャケットの下は白地に金色ベースの模様の入ったTシャツ。翔ちゃんはボーダーでした。それに赤と金色のアクセントが入った白のパンツを合わせていました。なかなかかわいい衣装です。

ドーム奥のステージからリフト、ステージに埋まったスケステを通り抜け、客席前にあったスケステまで階段状につながった中を、降りてきます。そのままスケステに乗ってバクステまで移動です。
客席前のスケステに移動が終わった辺りでニノのソロが入るのですが、♪スタートライン〜〜のところを歌わずに、「盛り上がっていくぞ!」と叫んでました。こういう煽りこそが、ニノらしくって、大好きですよ。

そして、今年はなんといっても、相葉ちゃんが犬みたいで、メタメタかわいい!指にテーピングをしていたけれど、どうしたのかな?
噂の激痩せ、サクライさん。テレビで見て感じてはいましたが、こんなにほっそりしていたとは!びっくり。
マツモっさんは後ろ髪にエクステがつき、日焼けしたのか、顔が赤くなってました。
ニノは16日に髪の毛を若干切ったようで、サイドが短くなってたような。基本的にドラマの印象と変わらなかったかな。
サトシはコンサートが始まると、どうも気になる髪の色。自分で染めちゃって、トラみたいになってたときがあったからなー。それが今年はきれいにまとまっていて、ホッと胸をなでおろした次第です。

それにしても、今年の雅紀さんのビジュアルは神がかってるとしか思えない。あまりのかわいさに一緒に行った人、行った人、撃ち落とされて帰っていくんですから。
見た目も動きも、大型ワンコなんです。ゴールデンレトリバーか、ラブラドール。そんな姿でしゃなりしゃなりとジャケットの裾を翻しながら踊られた日にゃ、落ちないわけがないってーの!!

■Di-Li-Li
マツモっさんが最初に煽り、翔ちゃんのラップからテンション上げ上げでこの曲が流れます。バクステから花道を使いながら、ゆっくりとセンターステージ方面にやってきます。曲頭で相葉ちゃんとマツモっさんがステージ上手方面を歩いていました。
相葉ちゃんが頭と手をフリフリしながら、ものすごいキラッキラの笑顔で踊っていたのが印象的。
曲の終わりで上手ステージ側が相葉ちゃん、下手ステージ側がサトシ、上手バクステ側がニノ、下手バクステ側に潤くん、センターステージに翔ちゃんがリフト位置でスタンバイ。

■きっと大丈夫(途中でメンバーのご挨拶)
上がったリフトの上で踊るきっと大丈夫。私はほとんどが相葉ちゃん付近だったのですが、相葉ちゃんの動きがあまりにも大胆なので、落ちやしないかと母心全開で見守り体制ですよ。とにかく足捌きが心配なのです。相葉ちゃんの足の動きって、ちょっと安定感がなくって、くにゃっと足首がねじってそのままバランスを崩しそうで怖いのです。相葉ちゃんを観はじめると、ニノが心配する理由がメタメタわかります。そりゃ、目が離せないわ。まぁ、杞憂なんですけど。
テレビやコンサートで、もうすでにこの曲は数え切れないくらい見ているはずですが、やはり普段はニノを見てしまうんでしょうね。相葉ちゃんがこの曲を踊る姿を真剣に見つめることが、これまでなかったようです。見れば見るほど、いつも自分が見ていたニノの踊り方と違う部分があって、不思議な感じがしました。一瞬、違う曲に感じてしまうほど、見え方が違っているのです。
何が違うって、足の動きが全然違うのですね。
相葉ちゃんって、ステップが多くて、伸びやかにカラダを使うようで、ダンスが複雑に見える感じがしました。ニノは割りとシンプルに動くもんなぁ。

翔ちゃんのラップの前にメンバーからのご挨拶。
潤くん→盛り上がる準備はできてんのか?オレら5人はできてんぞ!今年の夏の一番の思い出作るぞ!嫌なことを全部ここに置いてけ!全部吐き出せ!
ニノ→いらっしゃいませ〜!!×3 嵐が大阪に戻ってきたぞ!盛り上がれんのか?まだいけんだろ!今日は最後までヨロシク!
相葉ちゃん→盛り上がってんの?盛り上がってんの?もっと!もっと!もっと!サイコーだぜ!
サトシ→ヘイ!はーい!はーい!はーい!!(大概、最後は声がひっくり返ってました。)今日はみんなで汗かいて行こうぜ!
翔ちゃん→調子はどうだ、大阪!どうなんだ!こっちは準備できてんぞ!!どうなんだ!!声を聞かせてくれ!Hey Yo!Sayアラシ!アラシ!

こんな感じ。

ご挨拶が終わったら、各自着ていたジャケットを下に脱ぎ捨て、Tシャツになってからメインステージに戻りました。

■Oh Yeah!
メインステージに5人集まって、しっかり踊りながらこの曲。曲の爽やかな印象をそのままに、かわいく仕上がっています。Love so sweet系のかわいさが押し出された振りです。曲の最初で5人がぴょんぴょん飛び跳ねるところからして、もうかわいい。腕をピョンピョンと上に向けながら飛ぶのですが、なんでしょうね、この5人。真ん中にいる潤くんがはちきれそうな笑顔でキャイキャイ踊ってるのが記憶に残ってます。 サビの振りは簡単に踊れるのと、「メンバーも一緒にやって!」という感じで、大きく客席にアピールしていたこともあり、大体みんな2コーラス目くらいから真似て踊ってました。
そして、間奏のところで、「あ!嵐ならでは!」という、複雑に5人のフォーメーションを変えながら踊る部分がありました。観ていた席からだときれいには見えないのですが、スクリーンで見ると動きがきれいに整っていて、ステキなんですよ!ステージに埋め込まれたスケステ付近でするのですが、細かく動くのに5人がスケステのラインに沿って乱れない動きをするのです。こういう、チームワークを要求される動きってのが魅せられるのが嵐の魅力ですねー。

そして、この曲でニノのサトシへのセクハラが・・・。あの人、自分のマイクをサトシのおしりに突き刺してましたよ!!
どんどん被害が拡大して16日には相葉ちゃんに飛び火。良く見えなかったのですが、相葉ちゃんに何かをしたニノを相葉ちゃんが捕まえて、めっちゃ笑顔で笑いかけてました。ニノが満面の笑みで逃げて行ったのですが楽しそうだよな、おい!
しかし、、、ニノ、そんなに誰かに触っていたいのか?

曲終わりで潤くん以外は、はけていきました。

−潤くんのご挨拶−
真っ暗なステージにピンスポットを浴びて立つ潤くん。その手には大きなメニューのようなものを持っていました。アカデミックな音楽が流れる中スクリーンや画面にはオープニングの演出でも使われた言葉たちが行き交っていました。
その様子は、「一体、なんのサイエンス番組が始まるのか?」というような。人体の不思議か?脳の秘密か?そりゃ、まるでNHKの番組のようで。隣でaぴんは「松本支配人」と呼んでいましたが、まさにそんな感じ。

「嵐サマーツアー2007 Time-コトバノチカラ-へようこそ。改めまして松本潤です。今回のツアータイトルにもなっているコトバノチカラ。普段僕達はさまざまな言葉の影響を受けています。言葉はその時々によって感じ方が違うと思います。今日、この場で皆さんはどんな言葉をかんじるのでしょう。そして僕達はどんな言葉を与えられるのでしょう。そんな思いを込めて作ったライブです。ぜひ、何かを感じ取って帰っていただきたいと思います。続いてはメンバー1ピースな男の曲です。相葉雅紀でFriendship」

■Friendship(相葉ソロ)
潤くんはステージの裏へとはけ、代わりに出てきたのはM.A.D。手には大きなピンク色の手をはめて、真っ白なつなぎにサングラス。ハットを被っての登場でした。
メインステージの中央のドームの真ん中から、スーッと相葉ちゃんが登場。
ライトを浴びてミルクティー色に輝くふわふわした髪の毛、オレンジのストールをくしゃくしゃっと首に巻き、グリーンのTシャツにワッペンを貼ったGパン。Gパンにはサスペンダーが2本つけてあり、1本の銀色のものは肩にかけずにそのまま垂らし、動物がプリントされた黒地の太いサスペンダーを肩に引っ掛けていました。
足元は靴底がきれいなピンク色の白いスニーカーをはいていました。
この衣装がまた、格別にお似合いになる!

長い手足を存分に使って踊る姿は、もう、眼福のときです。歩くたびにチラチラ見える靴底のピンク色さえも、かわいいだなんて末期症状ですよ。
曲も振り付けも衣装も見た目も全てがカンペキなバランスで、相葉ワールドなんです。ほかの誰がやっても真似できない、相葉ワールドの真髄を見た気がします。
曲の最中で頭をくしゃくしゃっとかきむしる仕草なんてしたら、そりゃ、ため息混じりの声があがっちゃうって!
みんな、もう、「はぁ、、、かわいい、、、」と、なかば朦朧とつぶやいてましたもん。

相葉ちゃんが踊る背景では、手書き風の文字や絵が次々に現れ、世界観が出ていました。全体的にカラフルでポップな印象の、ココロなごむ時間でした。

■Can't Let You Go(櫻井ソロ)
夢でいいからを彷彿とさせつつも、そこからさらにパワーアップした櫻井さんワールド。全面バッグステージで繰り広げられます。グレーのスーツにワインレッドのストールを巻き、真っ赤なソファーに座った状態から曲はスタート。今の痩せている翔ちゃんだからこそ映えるスタイリッシュな演出でした。
その作りこんだ、けだるい空気感とか「オレってかっこいいでしょ!いけてるでしょ!」的なオーラは、正直、やや失笑なんだけど、、、それをわかりつつも「あれれ?かっこいいじゃん、ヤダー!ちょっと、かっこいいんですけど〜〜〜!!!」と思えてしまうから、やっかいです。
確かにM.A.Dの身体能力の高さが凄いので、実は櫻井さんのほうが追いつけていない感じもあるわけです。バックで踊るほうが大変じゃん!的にフリが違うし、同じフリを踊るところも、体の硬さの問題なのか、一人フリが違うように見えちゃったりもするんです。なのに、それすらも「あー、もう、ス・テ・キ!!」というか、「サクライショウなら、なんでもいいや〜〜!」とばかりに、目じり下げっぱなしで見てしまう。
だって、だって、本当にかっこいいんだもん。ステキなんだもん。カンペキに盲目ですよ。

途中に生声ではさまれるラップが、妙に鼻にかかっていて甘ったるいんですが、その低めボイスがまた、ぐっとおなかをかき回す感じです。
結局、翔ちゃんがやることは、笑い飛ばしたいくせに、好きだから、何やっても許してしまうようです。

曲終わりで、M.A.Dが一人ずつはけていき、最後は、翔ちゃんがゆっくりとステージを後にしました。

■時代
会場内に緑のビームが張り巡らされ、ロックテイストのリズムが鳴り響きました。
ROCK!の音に合わせて、メインステージ右から潤くんが、左からニノが、上手の一人用ステージからサトシ、下手の一人用ステージから相葉ちゃんが、ポップアップ。
14日ではサトシのポップアップのタイミングが合わず、よいしょと、穴から這い上がる感じで上ってきていたり、16日の1部では相葉ちゃんが飛び出たあとの着地に失敗し、転げてしまうハプニングなどもありました。曲に合わせて勢い良く飛び出してくるのは、何せテンションがあがりますね。

Oneのときのようにアレンジと振りが変わっていました。最初のラップは翔ちゃんが着替え中ということもあり、ニノと潤くんでやっていました。途中のサトシのソロは相葉ちゃんが。この相葉ちゃんソロがさー!声の低さとハスキーさがあいまって、なんともステキなんですよ!さらに長い手足を伸ばしながら踊り歌う姿からは「きゃー!!!かっこいいーーーー!!」と叫ばんと仕方ないほどのオーラが放たれているのです。

ガシガシと踊る姿はやっぱり、好きです。嵐って踊ってナンボってところが大きくて、アレンジされたこの曲は本当に素晴らしい出来栄え。曲自体が短いのが寂しいですが。この曲はこれまでのコンサートでも何度もアレンジされて踊っているのを見ていますが、楽曲がいいからなのか、本当に嵐のダンスが映える象徴的な曲だとおもうのです。アグレッシブで力強くて、テンションがあがる。

曲の途中から翔ちゃんも登場します。

このときの衣装は黄色をベースに黒のレースをあしらったもの。レースをあしらう部分や、ジャケットの襟、丈などがメンバーによって違い、潤くんは腰に巻物をしていたと思います。翔ちゃんの衣装のレース使いがもう一つセンス良くなくって、アラビアの幾何学模様みたいだったり、パンツの半身にどばーっとレースを使ったから、どうも重たい印象がついてしまって、イマイチでした。後のメンバーのものはそれなりにかわいかったのになー。

■Yes?No?
Oneのオープニングが完全に復活。ダンスも途中の演出の千手観音もポイ(蛍光塗料が塗られたリボン)も、もちろんあります。14日に初めて聞いたとき、あのすばらしかったOneの様子がよみがえってきました。今から考えても、これまでで私が一番好きだったコンサートはOneコンで、その初回、aぴんと涙を流しながらステージを見つめた曲が、こうやって再び見れようとは!
今回の初回は隣にaぴんがいたこともあり、そのときと同様、手と手を取り合ってステージを見つめてしまいました。

1回目は涙涙で呆然として見た、この曲ですが、、、これって、何気に千手観音のあたりでメンバーのセクハラが話題になった曲でもあるんですよね。1列に並んだときに、耳に息を吹きかけられるだとか、おさわりしてくるだとか。冷静になるとチェックしてしまうのはそういうところで。2日目以降、その辺りでメンバーの手の動きを凝視していると、まず、1列に並んだときのニノの立ち位置がおかしい。
客席← 【大野】【二宮】  【松本】  【相葉】  【櫻井】
という感じで、ニノはサトシの背中にぴたっとくっつくように陣取るのですよ。おいおい、そんな距離だと踊れないだろう!と誰もがツッコミを入れたくなるくらいに、明らかにおかしいんです。そんで手を上げ下げするタイミングでうまい具合に見計らってサトシのおしりをベロっと触っているんですってば!
その後、ポイを取りに行くあたりでサトシに苦笑いされると、ニノったらかわいくテヘっと笑ってました。そんな顔をしたら、サトシも許さざるおえないだろうね。小悪魔だ。

16日の1部だったかな。翔ちゃんと相葉ちゃんのポイがからまってしまい、最初、うまく回っていませんでした。どうやらすぐに解けましたが、ちょっと残念。

途中、サビに入る直前でニノが「行くぞ!」とかける声がすき。

■CARNIVAL NIGHT part 2
キタキタキタキタ!
来るよ、来るよ!
と、煽り方が良くわからないのですが(笑)とりあえず、「なんか、きちゃった感」があるらしい、この曲。
残念なのが、これが移動曲になってしまい、ニノがメインステージに残ると、後の4人は花道を使ってバクステに向かい出しました。なので、あの振り付けで踊る姿が見れないのです。
ニノが最初の♪CARNIVAL NIGHT!の後で、すーっとはけていき、残りのメンバーは花道を使ってお手振りタイム。曲最後のサビはそれぞれ、はけ口の近くで軽く踊っていましたが、それだけじゃもったいないよー!

ニノがはけた後は、潤くんがニノのパートをやってました。

■虹(二宮ソロ)
キーボードが置かれ、そこにちょこんと座ったニノ。
曲の途中まではニノのキーボード弾き語り(を装って、実は音が出てないんだけど)です。
14日に初めて観たときは、必死に手元を見つめて、口をふるふるしながら歌っていたので、生ウタかと思ったのですが、15日以降どんどんグレードが下がっているようで、、、
15日からはキーボードを弾く手元を見ることもなく、おまけに指もどんどん動かなくなり、歌も口パクで。
どうも、途中のピアノソロだけは弾いているようですが、曲中、それしか見せ場がないっていうのも、なんだかなー。

確かにニノって声が安定しないから、こういうバラードを歌うと、いつもおんなじ感じで歌えないのはわかるけど、でもバラードって歌ってこそなんだし、歌えないんだったら、最初から歌うなよ!踊るなりなんなりしろよ!と、どんどん観ているテンションが下がってしまい、、、
周りのバランスを見て曲を決める潤くんと違い、好みだけで曲を選んでしまうところもそうなのですが、さらにそれを自分の実力で魅せるものにしないんだったら、ソロの意味がないんじゃないかと。

ニノ担だからこそ、ニノのそういう姿ってどうにも許せないんですよね。割りきりがはっきりしすぎていて、あの人、嵐5人での振りや歌の割り振りは頑張っても、自分を魅せるところでは本当手を抜いてしまう。「どうでもいいと思ってるでしょ!?」とまではいいませんが、あまり重要視していないんだと思うのです。
それって、なんだかなー。

14日はかなり、ぐっときたんですが、15日であれれ?と思いつつ、16日ではどうにも重たい気持ちになって見てしまいました。
それでも、背景に降り注ぐ雨の様子や、歌う表情の作りこみっぷりは、役者ニノミヤカズナリの力を遺憾なく発揮してるかのようでした。

■太陽の世界
キター!アルバム中、もっともやってくれることを楽しみにしていたこの曲!!
翔ちゃんを筆頭に、カラーグッピー(jさん命名)な衣装を身にまとい、4人が登場。この曲では、各自が一人のりトロッコを使ってアリーナの中を動きます。私がアリーナにいたときは、潤くんが本当に近くにきてまして、それはそれは、顔の産毛まで見える距離で、もう、もう、ひたすら恐縮しながら拝ませていただきました。汗の粒の一つ一つですら、美しい。そして、あまりにも整いすぎた顔が怖すぎる・・・。
アリーナで見ていたときは、もう、ほかのメンバーを見るとかの余裕なんてまったくなく、「ひえ〜〜〜、ひえ〜〜〜」と、おののきながら、潤さまを見つめるのみ。
すごい経験だったです。
これもきっと、私の横にいらっしゃるjさんの引き運(マツモト運)の賜物かも。ありがたや!ありがたや! スタンド席から見ていると、A4あたりは潤くんでしたが、A2あたりは翔ちゃん、C4あたりにはサトシ、C2あたりに相葉ちゃんがいました。ニノは遅れてメインステージに登場です。
ただ、この曲、もっと遊んでくれたり煽ってくれたりするんだと思っていたので、こういうお手振りソングに使われてしまうと、もったいなく、寂しいです。

なんとなくですが、この曲の使われ方で今回のアルバムの曲の「色」みたいなのが出ているように、最初は思いました。去年のARASHICの方が見映えのする曲や、これまでと違う毛色の曲って多かったのかもしれないと感じました。今回はアルバムとしての完成度やまとまり具合は高くとも、演出的にどう魅せるか?という見方をすれば、感想は違うのかもしれません。Cool&SoulやI Want Somebodyの流れをはじめに、CARNIVAL NIGHT part 2、Raise Your Handsという、演出を組み込んだ曲の流れがこの時点でやや薄いのが気になりました。だからこそ、アルバムの中でも爆発力を持っていた曲がこれだっただけに、お手振りに使っちゃうのは、本当にもったいない気がして、、、
まぁ、この後に演出的なものは用意されているし、それはアンコールにまで渡っておこなわれるため全然いいのですが。
ウチの潤くんがそんな手抜きをするわけではなく、こっちの1枚も2枚も上手を行っているのはわかるのですが、それでも、アルバムの曲という点からいくと、若干薄い感じはしたかな。

■WAVE
アルバムを会場全部を使って、どう楽しませるか、それをやった一つ目はコレ。
単純に客席を巻き込んでWAVEをするというものでしたが、それなりに成功していたように思います。若干温度さが生まれてしまうのは仕方なくって、メンバーが近くにいない客席はイマイチ盛り上がりに欠けてた感じはあったかも、。何せ、会場全体でWAVEをするもんだから、時間がかかって、どうも間延びした感じが否めないのですよ。ただ、この曲では「嵐とファンの一体感」を作り上げたかったようです。客席を見守ってるメンバーの表情が楽しそうで、「イケイケ!」「くるぞくるぞ!」「スピードアップして!」と、キャイキャイと煽っている様子は、なんだか嬉しかったです。ファンと一緒に遊んでる感覚がメンバーにもあって、それが単純に嬉しいんだろうなと感じましたし。

私は場所的に翔ちゃんに煽られることがほとんどだったわけですが、翔ちゃんは本当にキラキラしたおめめで会場を見渡していました。
「今から、この会場のみんなでWAVEをしたいと思います。まずはオレ次に大野、相葉、二宮に従ってWAVEをしていってください。アリーナ、松本にしたがってください」
と、先導者としてテキパキ指示を出していきながら、会場の端っこの人や上の人のほうまで、ずーっと見渡しながら声をかけていくのです。
その言葉を受けて、
「ニノんところまで行ったら、前から、こう、順番にしていくからね!」
と、潤くんがすかさずフォローを。
さすがにこの二人はテキパキしているのか、このエリアでWAVEをするとそれなりに盛り上げてもらって楽しかったです。メンバーのいないバクステあたりがなんだか寂しそうなのは致し方なしなのかもな・・・。

14日は盛り上がりすぎた翔ちゃんが、ラップに入りそこねて、「どうも、すみません!」とリズムに合わせて謝っていました。
16日2部からは、それまで手だけを使ったWAVEだったのが、椅子に座って立ち上がるバージョンに進化。メンバーが「ナイス、ウェーブ!!」を連呼していました。

曲途中のニノのソロ、14日はずっこけてしまいがっくりしましたが、残りの日はきっちり歌い上げてくれました(ワンフレーズだから、それくらいは安定してほしいもんですが)。翔ちゃんとの掛け合いのバランスもよくって、ひとまずは、安心。

曲終わりでメインステージにスケステ上に、にのあい翔。バクステのスケステにサトシ潤。
最後のWAVE!の部分でにの翔は二人並んでWAVEを。16日の1部では相葉ちゃんを呼び寄せて一緒にやろうとするものの、気付いてもらえず、2部で気付いた相葉ちゃんがあわててメインステージに戻ろうとすると、勢い余ってニノにがしっと抱きついてしまうという。それでニノは親指を強打していたようで、痛がった表情をすると、相葉ちゃんがその指をガシガシと撫でていました。

曲が切れると、カラーグッピーを脱ぎます。このカラーグッピーを詳しく書くと、緑をベースに足先に向けてパステルカラーのオーガンジーのフリルを重ねていった、ノースリーブのロングコート。ウエストで絞られた後、オーガンジーがふわふわとボリュームを出しながら重なる様子が、魚を縦にしたときのようなのです。そして、足首あたりでもっともボリュームが出るので、それが尾びれみたいな感じでしょうか。

■Love Situation
今回のツアーで、どこにお金を払う価値があるかといえば、3割くらいはこの1曲のためと言ってもいいかもしれない。
あまりにも好きすぎた。

カラーグッピーを脱いだ後に現れたのは、いつかどこかで見たパンツ・・・。
あの、これ、、、去年着倒した「きっと大丈夫」のピンクスーツのパンツでは、、、
散々、散々着たあとに、最後のご奉公とばかりに、こんなリメイクをされてしまって、、、カーゴパンツになっちゃったよ・・・。
これは、ない、、、。なしにしたい。ECOにもほどっつーもんがあるだろう。
そのカーゴパンツ、翔ちゃんのみ、左足をひざ下までめくり上げて穿いていました。そのとき覗いた翔くんの膝下。
えー!! つるつるなんですけど!これも同じくらい、ありえない。ナシだよ!ナシ!
サクライさん、別に脛下を剃らなくってもいいのに。濃いのを知ってるだけに、つるつるだと違和感があります!!
そんなリサイクルパンツの上は、白地にピンクの縁取りがされたタンクトップやTシャツ。
胸元には、目に痛いくらいのぎらぎらな色合いで「ARASHI SUMMER」と書かれてありました。

衣装ははっきりいって、どないもこないも・・・と絶句もんなのですが、ここからが凄いのです。
この曲、1曲まるまる踊るんですが、そのダンスがハンパなくかっこいい!!
2台に分かれたスケステに乗り、両側からセンターステージに向かって移動し、真ん中でくっついて一つの大きなステージなります。
1番はサトシ・潤が歌うので、残り3人がメインステージ側でずっと踊り、サビで交代。サビから2番のサビ前まではにのあい翔で歌い、サトシ・潤が踊ります。
このダンス、曲の割にはもの凄いハードな振りがつけられていて、スケステがガンガン上下に振動している様子がわかるのですが、その振動が2台のスケステで調和が取れているってところが、嵐クオリティー。そんなところに感動してしまう自分もどうかと思いますが、一糸乱れぬ感じがめちゃめちゃ伝わってくるんです。

そして、この曲の「肝」になるのは、中盤以降のソロまわし。2台のスケステがくっついて大きなすてーじになり、5人が斜めに並ぶと、ニノから順番に歌を回していきます。最後はもちろん潤くんの「チカヅキタイ」。このときばかりは、スクリーンをガン見。なにはなくとも、ここだけは!!!目を少し細めながら、カメラに向かって手招きをするようにささやく「チカヅキタイ」。もう、これでとろけずして、どこでとろけるって言うんですか!!!会場中が「ぎゃーっ!」と絶叫があがるくらいに、もう、もう、とにかく叫ばずにはいられないんです。

そんな大興奮の後に、まだまだ続く5人のダンス。1曲見切ったあと、あまりの充実っぷりに休憩がほしくなるほどの見ごたえです。この曲をぜひ映像化していただきたい!!できれば画面2分割でどっちも見たい。
というのも、悔しいのがこの曲の前半では踊る場所が前と後ろに分かれているため、どっちを見ていいかがわからなくなるのです。それでキョロキョロとしてしまうため、ゆっくりと落ち着いて見れない。さらに、アリーナに入ってしまうと、スケステがデカイので、死角が多くて、全然上の様子がわからないのですよ。
スタンドからじっくり見ると、そのよさがわかるのですが、アリーナで見ていると何をやってるんだかわからなくって、スクリーンを見るしかなかったのが、残念でなりませんでした。

■a Day in Our Life
■ハダシの未来
この2曲はまとめて。
定番曲だし、それほど大きな演出の変更も何もなく、C&Rをして、みんなで踊ってたのしく終わっていきました。
a Day…では、相変わらず、サトシと潤くんがいちゃいちゃとくっついていましたが、今年はえらいマツモっさんが乗り気でして。ほっぺたを合わせたり、頭をぐりぐりしたりと、サトシにかまいたい放題かまっているのが、もう、見ていてかわいくて。この二人はいいですね〜〜。
見所といっちゃ、それくらいというか、、、

−MC−
14日MC
15日1部MC
15日2部MC
16日1部MC
16日2部MC

(うらあらしコーナー)
14日:  ■素晴らしき世界
15日1部:■Dear My Friend
15日2部:■いま愛を語ろう
16日1部:■とまどいながら
16日2部:■君がいいんだ
どうにも微妙すぎる衣装で登場の5人。
いや、、、潤くんと翔ちゃんはそこそこお似合いだったかも。サトシが白地に赤を基調とした柄で、胸に大きな星があったもの。潤くんはその青色バージョンで、星ではなく、ドールのバナナのロゴみたいなもの。相葉ちゃんは「なんの公式ユニフォーム?」と聞きたいくらいに、JAPANと入ってタンクトップ。翔ちゃんは青色ベースの衣装にキャップを被っていたかな。ニノがほんと、微妙すぎるぐらい、微妙な衣装で、白地に星がちりばめられたパンツもどうかと思うけれど、それにキャップを被ると、釣りに行くときのおっちゃんみたいな感じで、メンバーも本人もどうにも微妙さが漂ってました。ネタにしてましたけれど、いいのか、これは?

そして、歌。エピソードを紹介して、歌に行くのですが、このときは全て生歌ですね。メンバー自身のその曲にまつわる話も若干ありました。

記憶にあるコメントだと、
14日
潤くん「素晴らしき世界は、いざッNow以来だよね。」
相葉ちゃん「今聞くと、全然違う感じしない?そのとき歌ってたのと、なんか感じが違うの。」

15日2部
相葉ちゃん「交差点の青ではじめて手を握ったって、絶対いいよ、女の子がすきそう」
ニノ「そう、そこで相葉ちゃん、手を差し出してるのに、その辺(アリーナの前の方)、全然手を伸ばしてくれてないんだよねー。」

16日1部
潤くん「これ、フルコーラスで歌うのってはじめてだよね。」
サトシ「久しぶりに歌った」
ニノ「えっ、だからさっき、初めてって言ったのに」
サトシ「レコーディングぶりに歌った」
ニノ「あ、レコーディング・・・。これ、多部ちゃんも好きだって。14くらいのころかな?とまどってたんだろうね。」
翔ちゃん「吹石さんも好きだって。ドラマ一緒にやってたときの曲だしね。」
ニノ「そう、オレの方は嵐さん、歌ってくれなくって、それこそとまどったよ。」
潤くん「熱烈的中華飯店ね。」

16日2部
潤くん「これ、翔くんのラップでゴーって最後に入る音みたいなのに、何」
翔くん「その前のラップがライトとレフトに音を振ってて、その音が合わさるから、そういう演出をしてたんだけど、生だと出来ないから、口でゴーって言ってみてるの。ゴー。」
サトシ「言ってくれたら、手伝うのに」
ということで、二人でラップを。案の定、グダグダに。

5人がしっとりと腰をかけて歌うのですが、相葉ちゃんがずーっとMとかAブロの辺りを見つめ、潤くんはサトシの顔を見つめ、それにサトシが答えて、たまに、にっこり笑うというのがあって、、、ニノと翔ちゃんは正面か、下を向いて淡々と歌っているのですが、5人の視線がアチコチ向いているのが面白い。声は合ってるのに、方向とか目線の位置とか、意外にバラバラなんですよ。

■どんな言葉で
■HERO
M.A.Dにジャケットを持ってきてもらい、羽織るとちょっとはマシになる衣装。もう、どんだけなんだよ。
椅子を片付けて、どんな言葉で。ニノ・翔が上手に、残り3人が下手で。ステージの左右にある階段や上のステージ、その中間あたりに場所をとって歌うのですが、このとき、背景の画面やアクリル板に歌詞が表示されます。その歌詞の出方が非常に凝っていました。白い文字がバビューン!バビューン!と登場するのですが、16日からはさらにバージョンアップして、一つずつがカラーに仕上がってました。

個人的にはサトシが一人でフェイクに入る辺りからが凄く好きです。
私が始めてみた「LIVE is HARD」のコンサートで生着替えをした曲でもあり、非常に記憶に残っているのですが、その印象は、ニノのサルとか、相葉ちゃんのあざらしとか、翔ちゃんの宮K衣装とか。懐かしいですね。これ。

HEROはメンバーの移動曲。潤くんはメインステージに残り、後の4人がバクステに向かいました。曲途中で潤くんがはけると、この時点で、次に来る曲が想像できて、みんなソワソワ。
そりゃ、だって、あのアルバムの目玉曲っていったら、これがグンヌキですもんね。

■Yabai-Yabai-Yabai(松本ソロ)
嵐コンでは、数々のありえない出来事が起こります。2005年の夏に経験した、スケステ。まさか、ステージが自分の頭の上を通るなんて!!ありえない出来事を目の前にしたときの興奮ったら、未だにはっきりと覚えています。会場が歓声というか、悲鳴にちかい雄たけびが上がっていました。

今年の夏、そのときの絶叫の再来が起こりました。
松本潤をもっての、このソロ。曲名からしてYabaiが3つ。普通に見てるだけなんてありえないはず。一体何をしてもらえるのか?
コンサートの1曲目予想とともに、各自色々考えてはみるものの期待が膨らむばかり。到底、松本サマのアイデアの足元にも及んでいなかったことを見せ付けられました。自分の発想が貧困すぎて、松本サマの前でひざまづくのみです。
見終わった後に、関係各位が「Yabaiがヤバイ」としかメールを送れないほどのインパクト。何をどう書いていいかわからないけど、「Yabai!」
ちょっと、松本サマ。あなたは一体どこに向かおうとしているのでしょうか。

いろんなアーティストのコンサートを20年くらい見てきましたが、大阪城ホールの天井を歩く人を見たのは初めてです。
最初、どこにいるのかわからなくってキョロキョロ。
スポットライトが当たっても、まさかそれがそうだとは思わないから、客席みんな、ポカーン
そのうち、、、

あれ?
ちょっと、あれ、えっ?
うそ??うそだって!!!
何??どうなってんの?ありえへーーーん!!!
まじでーーーーー!!!!ぎゃーーーー!!潤くーーーーん!!!!!!

アレを見た友人の妹は、よくできた映像だと思ったとか、思わなかったとか。
そりゃ、考えられないよ。アリーナの天井を歩くアイドルなんて
アリーナのA4からB4にかけての天井を歩いてんのよ!!!

またさ、小憎らしい演出があって、途中で落ちかけたり、ワルキューレののときの棒高跳びを彷彿とする動きを取り入れるなど、もう、見た目が楽しすぎる。
これ以上、エンターテイメントに富んだソロをかつて見たことがあっただろうか。(いや、ない)

ぎらぎら豹柄のブルゾンの胸元にはピンクに輝く「S」の文字。どSの「S」?スーパースターの「S」?もう、何がなんだかわからないけれど、この豹柄にピンクのスパンコールをちりばめたパンツを合わせて天井を歩く松本サマは神だと思いました。

初回、それを真下から見ていた私達は、もう、なんというか、口を開けっ放しにして、ギャーギャーと声にならない歓声(あまりのことに、声にならない音しか発せられない)をあげるしかなく、見上げすぎて椅子にへたり込む者あり(私だ)、涙を流しかけてる者あり(これも私だ)、笑いすぎておなかをよじらせてる者あり(それも私だ)。
松本プロデュースの大スペクタクルを大満喫しちゃいました。
このコンサートの3割はこの曲のためにあるといっても、過言じゃない。えー。えー。決して言い過ぎなんかじゃありませんて。

曲の途中でYabai人は「Yabai」をC&Rしながらセンターステージからメインステージにロープ1本で戻っていかれましたよ。14日はシルバーの大きなリングに乗っかってたんですが、安定性が悪かったのか、15日からはロープに変わっていました。

■Song for me(大野ソロ)
会場中がわけのわからない興奮に包まれているところに、パッきりと明確な線を引く、嵐のキャプテン大野智。あの空気を一瞬にして色を変えるのはさすがの実力です。これが出来るのはこの人しかいない。
光を背負って登場したサトシは、濃いグレーのスーツに、インナーは深い緑のシャツ。
兄ですね。カンペキに(サトシは双子説。出来る兄とポヤポヤした弟がいると思う)

途中までは一人で踊るのですが、途中からM.A.Dの精鋭部隊が4人登場。
そこから、スクリーンやアクリル板は全面スクリーンとなり、踊るサトシが全面に映し出されます。

かっこいい、ステキという言葉でしか表現できないのがツライですが、TOP SECRET→RAINときて、この曲である種の完成がされたかと思います。
できれば、次はReady to Flyの系統を引き継ぐものでお願いしたい・・・

曲終わりで、ゆっくりとドームの奥の光に吸い込まれるようにサトシが消えていきました。

■Cry for you
会場が真っ暗になると、センターステージ辺りにスモークがたかれます。そこに現れるのは頭からすっぽりとフードをかぶり、白い仮面をかぶった人物が二人。
最初はM.A.Dの誰か二人だと思ったのですが、どうも違う。だって、手が見慣れてる。この動き、絶対知ってる!!
腕と手を伸ばす動きをシンメでやる二人を見たときに、気付きました。
ぱっと開かれたハンバーグのようなおててと短い腕。
親指以外の4本が揃えられ、親指が90度に開かれた大きな手。そして長い腕
「これ、ニノと相葉ちゃんだ!!!」
歩く姿を見たら、もう、確信。間違いようがないね。

そしてメインステージには腰まわりの動きがやわらかい人物が。
あっ、これは間違いなく、まつもっさん。
まつもっさんがメインステージで炎を華麗に操る後ろには、天井から赤い布が盛大に垂れ下ろされます。
もう、このときの興奮というか、ステージに釘付けになる感覚というのは、嵐コンの一つの醍醐味。昨年のCool&Soul〜I want Somebodyの一連の流れを思い起こさせる、あの興奮です。

背後の赤い布を割って、ドームの横から二人がロープにぶら下がって登場。これだけではどっちが翔ちゃんでサトシかわからなかったのですが、右側の人が赤い布にひっかかって、なかなか出てこれないのを見て、
「あ・・・右が翔ちゃんだね。」
と。サトシが引っかかるとは思えないからなんだけど、その予想は正解でした。

5人が揃ったらフードとマスクを外し、冒頭でソロをとるニノと潤くんが前に出てきました。
衣装はシルバーと紫と黒をメインにしたもの。この前のドームでも着ていたものかと思います。潤くんは頭に巻物をしていました。
この曲頭のソロですが、ぶっちゃけ、ニノのソロよりも興奮します。

後は、もう、炎と踊る嵐という最高のステージを楽しむだけ。客席まで熱が届く炎を感じながら、踊り続ける5人をただひたすら、見つめ続けるだけでございます。

■言葉より大切なもの
■君のために僕がいる
あー、なんでこの曲が、、、
この流れでもう1曲Timeの中から歌ってほしかっただけに、コンサート終盤曲がここに挟まれたことに不満が少々。この曲を聴くと、もう、終わるってわかってしまうし、正直何度もやってる曲だし。ROCK YOUは?FireFlyは?と、まだ聞いてない曲を上げてしまうわけです。

君のために僕がいるの途中で相葉ちゃん以外がステージからはけ、相葉ちゃんがM.A.Dを紹介。その後は相葉リサイタルです。ソロコンです。一人でM.A.Dを従えて歌います。
このとき、ヘッドセットでくりくりと腕を回して歌う相葉ちゃんがかわいすぎて、周りからもひゃーひゃーと歓声があがった、極め付けが、曲終わりでの、おててひらひらポーズ。

萌え死ぬかと思った。

■Pika★★Nchi Double
■A・RA・SHI
■サクラ咲ケ
ありえない!なに、このリメイク第2弾は!!!
嵐コンではおなじみの、5色に色分けされた総スパンコールのコート。これが、うでの部分をばっさりと切られてノースリーブコートにされちゃってました!!!
ちょっと、なんでこんな使いまわし!!イヤダー!!!

と友人とブツブツ言ってたら、Hブロの目の前のリフトにはニノが。

ニノミヤさん、、、近すぎます。

こんな距離で見たら心臓に悪すぎる。
息も絶え絶えなころ、センターステージに全員が集まって、A・RA・SHI。このときコートを脱ぐのですが、下は銀地に黒か紫のラインのノースリーブ。黒ラインのニノ・潤にはドームの時に使っていた金と黒のストールがまかれています。パンツは和風というか、マーブル模様のもの。微妙にバランスが悪い・・・。

スケステでバクステに移動し、サクラ咲ケ。スケステ2台にM.A.Dとともに乗り込み、前方に年上3人、後方にニノ潤。

サクラ咲ケ終わりで最後のご挨拶
翔くん「Timeというのは僕がつけさせていただきましたが、今を生きる、今この瞬間に何かを感じる。そういう場面を切り取ることを考えてつけた言葉です。この前のドームでついた区切りを基点に、また5人で新たなコンサートを作ってきました。このコンサートもTimeの一部です。」
みたいな言葉があり、16日は「ZERO見てください!」とアピールしてました。
サトシ「こんな空間が作れて、本当にみんなと盛り上がることが出来て、普通に嬉しいです。またみんなと遊んで汗かきたいと思ってます。」
といい、16日は翔くんに便乗して「ZERO見てください」と付け加えてました。
相葉ちゃん「あれ??みんなZEROの話?」と16日は言ったものの、後は「嵐というか、僕は本当に人に恵まれていて、嵐もそうだしそのほか、スタッフの人も友達も、みんなに支えてもらえてるんです。だから本当に嵐が好きで、カラオケに行くと、嵐のコンサートの曲順に全部曲を入れて一人で歌うんですよ。コンサートを思い出せますよ。みなさんもやってみて、コンサートの楽しい思い出を思い出してください。ありがとうございました!」
後は、江原さんのコメントを引用した回もありました。
ニノは着替えて、上手の一人ステージから登場。
ニノ「相葉さんが、コンサートの曲順通り並べるんなら、その前に振りを覚えてほしいなと。」江原さんの回は「まさか、ここで江原さんの名前が出てくるとは」など、相葉ちゃんのコメントをまず1回受けてました。その後で「ドームコンで言いましたが、あの点から繋がった線がいま、この大阪の点です。このコンサートでは、みなさんにコトバノチカラを与えられたり、僕達は受け取りたいと思ったのですが、言葉にはいい言葉も悪い言葉もあります。みなさんにはいい言葉だけを使ってもらいたい。そうやってすごしてほしいと願っています。今日、嵐から皆さんに伝えたい言葉はありがとうです。是非、みなさんもこのコンサートが終わった後、誰かにありがとうと言えるような、そんな気持ちになってくれれば、僕達は大変嬉しいです。ありがとうございました。」
潤くんも着替えて下手の一人ステージから登場。
「コトバのチカラをみなさん、感じていただくことは出来たでしょうか。僕にとってコトバというのは『夢』なんです。それはそのまま嵐であって、自分ひとりで出来ないことやどうしようもないことを、嵐に託して、嵐5人で実現させていく。嵐はそういう夢そのものです。皆さんの夢も嵐に託してください。そうすれば、嵐はますます夢を叶えるグループとして、皆さんの希望を膨らますように成長していけると思います。これからも僕らと皆さんで嵐というグループを一緒に育てて行きましょう。何か嫌なことがあったり、前を向かって歩けなくなったりしたとき、こういう場やテレビなどを通じて、僕達の存在が皆さんが前を向くきっかけになってくれたらなと思います。また、一緒に遊びましょう。」

潤くんの言葉はずるいですね。16日の2部では思わず泣き出してしまいました。
14日はこの潤くんの言葉の途中で、間違えてサトシがあがってきてしまい、ドームの奥のステージのところでバツが悪そうにしていましたが、すると、すーっと下がっていき、再び登場したとき、客席から失笑が。潤くんも苦笑いといった状況でした。

■Be with you
淡いピンクのスーツを着た5人が並ぶと、最後はこの曲。
翔ちゃんが丁寧に、丁寧に。腕を大きく使いながら歌っていく姿がとても印象的です。
その一生懸命な姿が、16日の2部では寂しくって、悲しくって、なんだか胸がいっぱいになって、涙が止まらなくなっていきました。
風でもLIFEでもなく、この曲を5人が選んだってことは、ものすごい強烈なファンへのメッセージかなと思います。
潤くんが言ってましたが、いつでも嫌なことがあったら、思い出せる存在。前を向ける存在。それが嵐であり、嵐にとってはファンの存在。
そんなメッセージを感じることができました。

■Love so sweet
潤くんが腕をくるっと回すと鳴り出す前奏。そして花道に飛び出す5人。
これはもう、サビを相葉前で見てしまった私達が崩れ落ちた瞬間。
あの♪思い出ずっとずっと のずっとずっとのところで、相葉ちゃんいわく「たけしさん」という動きをちょうど目の前でやってくれてたのですが、うっかり見てしまったのです。
膝に来た。もう、がくがくした。かわいいすぎて!!!
16日2部なんて、そこにサトシを連れてくるんだって!
オマエ、ばかか!!
もう、だめ・・・。二人でにっこり微笑みあって、♪ずっとずっと ってやってるのなんて見た日には、その一帯の女の子達は、とろけてましたよ。

−アンコール−
■We can make it!
これは、14日の印象があまりに強すぎて。
なんと、にのあい二人がぎゅーっと手をつなぎ合って登場。
どういうこと?えっ?
そのときはわからなかったのですが、ニノが相葉ちゃんに過剰にかまうときっていうのは、相葉ちゃんのことが心配なとき。
そう、このときは伏せられてあったけれど、相葉ちゃんの舞台があったわけですよ。だからか、大阪ではやたらニノが相葉ちゃんにかまってたのです。14日では、曲の前半、ずーっと手を握ったまま。潤くんがそれを見咎めてるのに、相葉ちゃんが手を離さずにニコニコしてるんだもん。ニノもされるがままで、仕方ないなーとしばらくそのままにしてました。

衣装はツアーTシャツのメンバー用バージョンアップ版。後ろに名前と誕生日が入ってました。その下は各自のパンツかな。ニノはもの凄いきれいな発色の緑のパンツでした。翔ちゃんがペインターパンツだったかな。相葉ちゃんがベージュのパンツだったと思う。

■ファイトソング
「大阪城ホールにお集まりの皆さん、、、俺たちの真骨頂を見せてやるぜ!!!!」
という潤くんの叫びから始まったこの曲。
図を見てください。こんな感じ。

天井から伸びたゴムにそれぞれがぶら下がってびょ〜〜〜ん。びょ〜〜〜〜〜ん。
ニノは必死になってサトシをかにバサミしようとするし、サトシはされまいと必死。相葉ちゃんは安定しないから翔ちゃんにぶつかりかけて、翔ちゃんはゴリラ状態でウホウホしてました。まつもっさん、真ん中で至極ご満悦。

会場中が爆笑というか、なんというか、ものすごいぐだぐだな雰囲気に包まれていきます。

シメの一言
14日ニノ「だから、これ、イヤだって言ったんだ!」
15日1部ニノ「これ、絶対、はやんないからな!」
15日2部サトシ「これ、たのしー!!!」
16日1部サトシ「結構、これ、ここ(脇)が痛いんだ」
16日2部相葉ちゃん「飛んじゃったぜ!!」

嵐の真骨頂・・・。まつもとさん。どうやって受け止めたらいいか、ご指示願えますか?
好きだけど、好きだけど、好きだけど、、、
これでいいのーーーー????

でも、そんな嵐がものすごく愛しい・・・。

あっ!誕生日祝いなのか、なんなのか。この曲でニノミヤさんに頭を蹴られそうになりました。いたずらっこな顔をして真下をむいて、うわーい!と騒いでらっしゃいました。(昇天)

■Happiness
色紙投げソングがこれになっていました。翔ちゃんが張り切ってイエーイエーと歌ってるのが、非常に楽しそうでよかったです。 この曲、いいねー。生歌で結構歌ってくれたのですが、歌いやすそうだし、盛り上がるし。

−ダブルアンコール−
14日  ■感謝カンゲキ雨嵐
15日2部■FUTURE
16日2部■FUTURE

−トリプルアンコール−
16日■感謝カンゲキ雨嵐
アンコールでFUTUREがきたときは、予想通り笑えてしまいました。この曲のラップは翔ちゃんの真骨頂じゃないかと。
生で聞けて、ある種の感激が走りました。

----Epilogue----
楽しかった!本当にココロのそこから楽しかった!!!
このコンサート、流れがメタメタ好みで、おまけに古い曲も私の好みの曲が多いこともあって、見所満載で飽きがない感じ。ぶっちゃけ、去年のARASHICは自分内休憩タイムが出来ていたのですが、そういうのがないのです。だから、2時間がもの凄く短く感じました。
いつもよりMCも短く、曲が詰め込まれているにも関わらず、魅せる曲もしっかりあって、緩急がついているし、何より、要所要所に入る、爆弾的な仕掛け。これも、すごいインパクト。
第2章がドームから始まったとすれば、その幕開けにふさわしい感じではないでしょうか。その方向が微妙にどうなんだろうと思いますが、メンバーがあんなに楽しそうにわきゃわきゃと騒いでいれば、もう、それだけでいいのかもしれません。
嵐が楽しそうなのが、一番いい。それがいい。
凱旋もドームも面白かったことに違いないのですが、面白さの質が違うのかもな。過去からの流れの上で楽しむところはあるのですが、今回のは単純に、色々見れて楽しかったなー。
アルバムの曲が若干少なかったのと、定番曲が固定化されているのが気にはなるけど、そんなもんちゃ、そんなもんですもん。
Oneコンに並ぶくらい、本当に見ていて楽しさにあふれたコンサートでした。

次は、広島に行ってきます!


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